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日々の忙しさにかまけてHPでの宣伝をすっかりと怠っていましたが・・・

いよいよ明日、シャンフィーユの第3回演奏会があります!

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2015年7月12日(日)紀尾井町サロンホール

12:30開場 13:00開演

当日券 大人2500円 学生2000円

第1部

J.ブラームス:ヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」

G.ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」より 受け取ってあなたは自由よ

C.A.ドビュッシー:「前奏曲集第1巻」より 亜麻色の髪の乙女

他多数

第2部

音楽とおはなし「アラジンと魔法のランプ」(シャンフィーユオリジナル作品)

おはなしにのせて、クライスラー、ファリャ等の作曲家の作品を演奏します

Chant-feuilles

<ソプラノ/おはなし>進藤麻衣

<ピアノ>宇杉美絵子

<ヴァイオリン>中村千鶴

chanfeiulles2015

chantfeilles2015裏

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第1部ではソロやアンサンブルが盛りだくさん。

第2部の音楽とおはなしは、シャンフィーユコンサートの看板となりました。

今回は「アラジンと魔法のランプ」のお話にのせて音楽をつけました。

3人で試行錯誤しながら作り上げ、音楽もかなり充実した音楽絵本となりました。

おかげさまでほぼ満席のお客様に来ていただく予定ですが、

若干席が残っていますので、当日でもぜひお越しくださいね!

最近、間もなく2歳になる息子がヴァイオリンに興味を示してきています。

私が昔使っていた1/16サイズの小さなヴァイオリンを渡してあげると、

今の息子のサイズにぴったり!

喜んでギコギコしています。

IMG_3004_e.jpg

今回の演奏会で弾くクライスラー作曲「コレルリの主題による変奏曲」を練習していると、

息子もノリノリでリズムにあわせてギコギコしています。

音楽が好きそうで嬉しい限りです。

  • 2015年6月28日

IMG_2977.JPG

6月は学校公演の日々です。

毎日色々な学校へ出かけ、子供達に音楽を届けてきています。

こんな気持ちの良い景色に出会える日もあります。

そして学校での公演の日は開演時間が早いため、早起きの毎日です。そのため、夜は子供を寝かしつけながら、自分も一緒に寝てしまい、気づいたら1ヶ月ぶりのブログ更新となりました。

演奏会の合間を縫って、大学での授業は通常営業です。

授業準備を進めていたら、興味深い論文がありました。

オープンアクセスのレポートなので興味ある方は読んでみてください。

小学生の子をもつ親に対するアンケートを行った調査結果が出ています。

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【小学校における芸術教育に対する満足度】

「音楽や図工における、歌や演奏・造形のための指導」に対する満足度は、7割以上。

「音楽の鑑賞教育」に対する満足度は、5割程度。

【能力・態度を身につけてほしい場所】

「芸術を楽しむこと」は僅差ですが、学校より学校外に期待している親が多い。

ーーーーーーーーーーーーー

簡単に抜粋ですが、こういう結果が出ていました。

ここからは私見ですが、

「音楽や図工における、歌や演奏・造形のための指導」に関しては、学習発表会や合唱コンクールなどで、器楽や合唱を披露する機会があるので、日頃の子供達の練習の成果を見て評価しやすいからか、7割以上の親が満足しています。

一方で、「音楽の鑑賞教育」に関しては、親が授業の中身を見る機会はほとんどないので評価しにくいのもあると思いますが、満足度は下がっています。

普段私は教員養成大学で、将来の学校の先生の卵たちを見ていて、

どうしたら音楽好きの子どもが育つのか、どうしたら音楽の楽しさが伝えられるのか、

といったことをがんばって考えている学生さんを知っているので、

親の満足度が低いのはちょっと悲しい結果でした。

「芸術を楽しむこと」を学校外に期待している親が多いのも、地域差などもあり一概にはいえないと思いますが、学校に任せてもらえない悲しさを感じます。

しかし音楽家の立場から考えると、チャンスにも変えられるかと。

生の音楽を届けること、音楽家にしかできないスキルを子どもたちに伝えることで、

子どもにも親も満足してもらえるような事ができるのではないでしょうか。

本来なら学校外で活動をしている音楽家も、

音楽家ならではの視点から、学校で音楽する活動ができることがあると思います。

普段、子どもたちと向き合っている学校の先生と、

普段、音楽に向き合っている音楽家が、

共に協働しながら、子どもたちと音楽活動ができたら最高ですね。

教員養成の立場から、

音楽家の立場から、

親の立場から、

興味深いレポートでした。

  • 2015年5月24日

先週参加したレコーディングでは、ヴァイオリンとヴィオラ、2台を持って挑みました〜

2台抱えて外を歩くのは久しぶりだったので、ヴィオラの重さを久しぶりに感じました。

IMG_2922_edited.JPG

ヴィオラはヴァイオリンよりも5度、低い音が出ます。

たった5音だけれども、その低い音が出ると、曲に厚みが出るんですよね。

ヴァイオリンと同じ音域の音を弾いても、もちろん、ヴィオラらしい深みのある音が鳴ります。

大学生の頃、オーケストラでヴィオラを初めて弾いて、その魅力にはまりました。

オーケストラで座っている位置も関係するのかもしれませんが、

ヴァイオリンを弾いていた時にはなかなか聞こえてこなかった楽器の音が良く聞こえてくるようになりました。

旋律を常に奏でている1stヴァイオリンとは違い、ヴィオラは正直、地味な作業ばかりです。

一人で練習していると、一体何を弾いているのかわからないほど、メロディはほとんど出てきませんが、

Tuttiで他の楽器と一緒に合わせてみると、その音がメロディとバスの合間をうまく縫って踊っていて、

曲の存在感を大きくしていると感じたことを覚えています。

もしかしてヴィオラがなくても誰も気がつかないかもしれません。

(ヴィオラジョークにもありますが・・・)

でも、ないと淡白でなんだか寂しい感じになるでしょう。

お料理でいう、「うまみ」なのかもしれませんね。

ヴィオラの魅力に気が付いてからというもの、いろいろなヴィオラ奏者のCDなどを聴きましたが、

バシュメットの演奏が大好きで、昔は来日の度に聴きに行ったりもしました。

オーチャードホールでのコンサートの時に、なぜか思い込みをしてサントリーホールに行ってしまい、

オーチャードに戻った時にはコンサートがほとんど終わっていたという悲しい思い出もありますが・・・

ヴィオラは大きくて、背の小さい私には長時間はキツイ楽器ですが、本当に魅力のある楽器です。

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