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シャンフィーユのコンサート


先日、ヴァイオリン・ピアノ・うたで結成する「シャンフィーユ」のコンサートがありました。

このコンサートは乳児とそのお母さんが対象。

シャンフィーユのメンバーもみんな、ちょうど0歳〜2歳の子供たちを持つ母親になり、

企画の段階から、自分たちの子供の好きな曲、好きな絵本などを持ち寄って話し合いを進めてきました。

私たちのコンサートは、「音楽えほん」といって、絵本に音楽をつけて読み聞かせをするのが特徴です。

今回選んだ絵本はこちら。

「たまごのあかちゃん」

かんざわ としこ・ぶん

やぎゅう げんいちろう・え

テーマ曲をピアノの美絵子さんが作曲しました! パチパチ

そして、小道具も使いながら、赤ちゃんたちを音で表現しましたよ。

自分たちの子供らをお客さんにしてリハーサルも。

うちの息子は、テーマ曲がとても気に入ったようで、

「たまごのえほん、よんでー」とリクエストするので、読んであげると、

「ちがう!!うたって!」と言ってくるほど、好きなようです。

また演奏する機会があればいいなぁ。

本番ではたくさんの子供たち、お母さんたちに聴いていただき、楽しい時間でした。

子供向けのコンサートって、

子供たちが知っているアニメやテレビの曲をたくさん入れるのがいいのか、

それとも、聞き馴染みがあまりなくてもその楽器の特徴を良く活かしたようなクラシックの曲を取り入れるのがいいのか、

意見が分かれるところだし、

プログラミングする段階で一番悩む部分です。

五嶋みどりさんが以前TVで、

「私は子供の頃、お子様ランチは食べたくありませんでした。」

と言っていたのがとても印象に残っています。

私も、自分の子供には、いつでも「本物」を体験してほしいと願います。

でも子供は、大人と同じ量のお料理は食べることが出来ない。

だから、子供には適正な量を振舞わなくてはいけないんですよね。

音楽会にもそれが必要ですよね。

一番難しく、準備にも時間を要するところですが。

さて、今月は学生オケの合宿。

もう一つ子供向けのコンサート。

そしてエキストラとして産後初のオケの復帰戦があります。

久しぶりに、プロオケのあの独特な空気感を味わってきます。

子育てで鈍ってしまった色々な感覚を呼び起こしてこようと思います。

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