新型コロナが猛威を奮っている最近です。皆さま、どうぞお気をつけてお過ごしください。
私はというと、2月下旬から公演が徐々に中止、延期になり、3月は本番の半分がなくなりました。
なんとか行えた公演は、無観客ライブや録音録画といったお客さんを入れない形式のもの。
中には何万人という数の方が見てくださったライブ配信がありましたが、
お客さんの手応えが感じられない本番はやっぱり寂しいです。
一刻も早く、対面でのコンサートをしたいと願う毎日です。
プライベートでは上の子が小学校に入学するので、親子共々新しい環境に追いついて行かなければ・・・と思う日々です。
小学校に上がるための準備で、体操着袋や上履き袋の制作、鉛筆など細々とした物への名前つけ・・・とやることはたくさん!
上の子のためにミシンを使っていると、下の子が、「私にも作って!お兄ちゃんばっかりずるい!!」とせがんでくるので、制作物は×2となり、なんだかそれはそれで忙しい毎日です。
家に居る時間が前より増えてきたので、気になるのは家の中のこと。
時間がある今を有効に使おうと、普段なかなか手をつけられない箇所の整理整頓や掃除をしようと思います。
その中の一つが、楽譜の整理。
4年前、下の子の産前の時期、オケの練習譜の整理をしました。(その時のブログ→⭐︎)
紙のコピー譜なので、それ以来、増える一方で・・・
去年の秋頃から、本番のためにさらったオケの譜面が、時間が出来たらボックスへ片付けようと思って早何ヶ月。部屋の片隅に積み上げられた楽譜たち。
数ヶ月でこの量・・・
ボックスに片付けるにも、そのボックスも、もうパンパンで入れるのも億劫でした。
それで一念発起して、電子楽譜にすることにしました!
去年iPad Proを購入し、電子楽譜を使い始め、去年の9月にリサイタルでは電子楽譜で初めて臨みました。
使い勝手の良さはもう知っていたので、今度は、オケの譜面も電子化することにしました
そのためにスキャナも購入。
気軽に買える額ではなかったので、買うまでに躊躇していましたが、結果、買って大正解。
紙の楽譜を大量に持っている方にはおすすめです。
Scan Snap ix1500というものですが、束になった楽譜をコピー機のように吸い取って、すぐにスキャンしてくれます。
私がオケで弾く曲は、大抵が版権の切れたクラシック曲なので、ペトルッチなど、ネットで探しても見つかるようなパート譜ですが、そこに書かれている音符以外に、手書きで書かれたボウイングやフィンガリング、アーティキュレーションなどの方がもっと大事だったりします。
それは大事に残しておきたかったので、手持ちの楽譜をスキャンという方法をとりました。
スキャンしたものは、名前をつけて一旦iCloud Driveに保存。練習で使うときに、そこからForScoreという楽譜アプリにアップロードして使っています。
本になっている楽譜を裁断して、スキャンし電子楽譜にしている人もいるようですが、私はそこまでの勇気はなく・・・ひとまずコピー譜のみ実行しています。
話は変わってこの電子楽譜、オンラインレッスンでも大いに役に立っています。
このご時世で、移動が容易でなくなったので、オンラインレッスンも最近始めました。
そのお話は、また別の機会にご紹介したいと思います。
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